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投資を始めるならまずは知っておきたい利回りについて

2018.04.08

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投資を始めるとき、知っておくべきことのひとつに「利回り」があります。利回りは株式や国債、不動産といった投資手法によって異なります。今回は利回りの基礎知識をご紹介しましょう。

利回りとは

利回りとは、資金を投資し、それに対してどれくらいの利益が得られたかを示す数値のことです。資産運用の投資効率を図る指標として用いられ、通常は投資金額に対する年間利益の割合となる、1年間の利回り(年利回り)のことを指します。利回りは次の計算式で計算します。

 

利回り=1年間の利益額÷投資額×100

 

例えば投資額が100万円で利益額が3万円であれば、利回りは3%となります。投資額が1,000万円で利益額が50万円であれば、利回りは5%です。

それぞれの投資手法における利回り

同じ利回りでも、投資手法によって利回りを見るポイントが変わります。下記にて詳しく解説していきます。

 

株式

株式投資には「配当利回り」があります。株式を保有している株主は、原則年2回、配当金という形で企業の利益を受け取ります。利益の何%を配当金として株主に分配するかはそれぞれの企業ごとに異なっており、この1株あたりの株価に対する配当金の割合を配当利回りとして表わします。

 

国債

国債を保有している場合には、満期(償還時)までに一定期間ごとに利子を受け取れます。また、国債の価格は変動します。満期時に、購入金額と額面金額(償還金額)で差があるときに、その差額が利益として国債保有者に与えられます。国債の利回りは、この利子と、購入金額と額面金額の差額の2つを利益額として計算します。つまり、最初の購入金額(投資金額)に対し、この2つの利益額を合わせて、1年で何%の利益を生み出したのかを表わすのが、国債の利回りということになります。

 

不動産

不動産投資の利回りには主に2種類あることに注意しなくてはなりません。すなわち、マンションやアパートなどの不動産投資を行う際に必要になる経費を考慮した「実質利回り」と、経費を考慮しない「表面利回り」です。

 

後者の表面利回りは、よく不動産の販売用の図面などに記載されています。「グロス利回り」とも呼ばれ、これは経費などが考慮されていないので、大まかな指標といえます。計算式は次のとおりです。

 

表面利回り=年間家賃収入÷投資不動産の購入価格×100

 

これに対して、実質利回りは次の計算式で計算されます。

 

実質利回り=(年間家賃収入-必要経費)÷投資不動産の購入価格×100

 

ここでいう経費に含まれるのは、管理費、修繕積立金、固定資産税、都市計画税、賃貸管理会社の管理代行手数料、火災保険料、税理士や弁護士への報酬といったものです。要するに、実質利回りは、ランニングコストを差し引いた利回りです。そのため、より実態に近い収益指標となり、不動産投資を考えるときは、この実質利回りに注目して資金計画を立てる必要があります。

まとめ

資産運用を行う際には、必ずこうした金融商品、投資対象に関わる利回りについて理解しておくことが必要です。